[アップデート] BMC を使用した AWS Mainframe Modernization File Transfer が一般提供 #AWSreInvent

[アップデート] BMC を使用した AWS Mainframe Modernization File Transfer が一般提供 #AWSreInvent

Clock Icon2023.12.08

こんにちは、AWS 事業本部の yoshi です。

BMC を使用した AWS Mainframe Modernization File Transfer が一般提供されましたのでお伝えします。

公式情報

公式情報:https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2023/11/aws-mainframe-modernization-file-transfer-bmc/

ざっくりとした和訳

BMCとの協力による AWS Mainframe Modernization File Transfer が一般提供された。

この機能は、BMCのメインフレームデータセット転送技術を利用して、メインフレームのデータセットを検出、転送、変換し、AWS クラウドで使用できるようにする。

AWS Mainframe Modernization の コンソールを通じて、ソースメインフレームに別途アクセスすることなく、メインフレームのデータセットとファイルを Amazon S3 にシームレスに転送および変換することができる。

AWS Mainframe Modernization File Transfer とは

ざっくり言うと、メインフレームのモダナイゼーション、移行等でメインフレームのデータセットとファイルをフルマネージドサービスで S3 転送および変換できる機能。
使用するには、ソースメインフレームにファイル転送エージェントをインストールする必要がある、

特徴

  • ソースメインフレームに別途アクセスする必要がなく、メインフレームのデータセット、プログラム、コピーブック、ソース コード、アプリケーション データ、および関連する属性、メンバー、世代、メタデータを AWS 管理コンソールから直接検出可能
  • メインフレームのデータセットとファイルを Amazon S3 にシームレスに転送および変換、AWS クラウドで使用できるようにする

少し使用してみた

私の環境ではテストできるメインフレーム環境はございませんが、設定できる所まで使用してみました。
AWS Mainframe Modernization コンソールを確認してみると左ペインに File Transfer があります。

データ転送エンドポイントの作成

最初にデータ転送エンドポイントの作成を実施
データ転送エンドポイント名は、メインフレーム上で構成されているエージェントと同じである必要があるようです。
また、転送中に中間一時データが保存される場所のとして S3 baket を指定します。

エージェントとの接続

ソースメインフレームにファイル転送エージェントをインストールがされていれば、エージェントとの接続が確立されるのでしょうか。
そして、エージェントとの接続が確立された後は、タスクの転送にてメインフレームのデータセットとファイルを Amazon S3 に転送および変換できるのではと思います。

まとめ

私の環境ではテストできるメインフレーム環境はございませんでしたが、ソースメインフレームに別途アクセスする必要がなく、メインフレームのデータセットとファイルを Amazon S3 にシームレスに転送および変換できる機能は便利ではないかと思います。

参考 URL

https://docs.aws.amazon.com/m2/latest/userguide/filetransfer.html https://docs.aws.amazon.com/m2/latest/userguide/m2-agent-installation.html https://docs.aws.amazon.com/m2/latest/userguide/what-is-filetransfer.html

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